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いろいろな働き方

研究留学先での働き方の色々。
研究成果(データ、グラント獲得、論文)が求められるシビアな世界、
そういう中で、ポスドクたちはどのように働いているのでしょうか?
研究室やボスのスタイルにもよりますが、下記の4つのスタイルに分類されます。

1. 朝型
2. 定時型
3. 夜型
4. 長時間型

1. 朝型
意外に多いのが、朝型early bardが結構います。毎朝、5時6時にきて、黙々とデスクワーク、研究している人がいます。
私は留学前の大学院生の時は、長時間型の働き方で、睡眠を削って研究したり、論文執筆したり、いつ家に帰ってるの?って生活をしていました。それが当たり前だったのです。
でも、研究留学して、朝型のヒトが、なんだかんだ時間をうまく使って、プライベートと研究を両立させている「優秀なヒト」が多い印象を受けました。

2. 定時型
朝9時から夕方5時。この時間を守ることを優先しているポスドクもいました。もちろん、「やるときはやる」ヒトが多く。基本定時だけど、一回熱が入るといつまででも研究したり、論文書いたりしているのですが、基本は定時を守るというスタイル。
私は渡米当初は日本と同じく、長時間型でしたが、徐々にこの定時型になりました。

3. 夜型
私のボスがそうだったのですが、昼ぐらいにきて、夜遅くまでというスタイル。夜遅くっていっても、せいぜい夜8時ぐらいなんですけどね。でもアメリカで夜ってホント、早くて暗くて、危険ですから、夜8時に出歩くのも怖く感じました。その中でラボに残ってデスクワークしてるんですから。
このスタイルはこのスタイルで、朝型とは違った時間コントロールをする方法のようでした。
大体午後5時過ぎて、6時ぐらいになると、ほとんどのヒトが帰路につきますから、施設全体が静かになります。その中で、集中して仕事をしたいヒトたちです。

4. 長時間型
東アジア人に多かったです。日本人、韓国人、中国人。
遅くまで、残っているのが美徳と思っているヒトが多いのでしょうね。

以上、4つのスタイルでした。
私は大学院生のときは夜遅くまで、研究室に残っているのが美徳だと勘違いしているタイプでした。今から思うと、効率は悪く、研究以外のことにダラダラ時間を使っていたのだろうと思います。

研究留学して、「研究成果」重視で、結果が出せればあとは自由で、働き方は自己責任という世界にどっぷり浸かりました。また、多くの優秀な知り合いが時間をうまく使って、プライベートと研究生活を両立させているのを見聞きするようになって、徐々に定時型(でもやる時はやるタイプ)になりました。

私の働き方は、現在、超朝型になってますが、、、
それも、研究留学して、結果を出してなんぼ、あとは自己責任じゃい精神(?)を学んだからだと思っています。

いい経験になりました。
みなさんもそういうプライスレスな経験を研究留学で積んでください。

視野が広がり、世界が広がりますよー

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